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不動産投資で家賃収入を得ることの意味 – 気持ちの余裕拡大と株式運用による複利効果

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こんにちは。今回は不動産投資によって家賃収入が生まれることの複合的な効果についてお話ししたいと思います。私は2019年からシノケンでの投資を始め、現在は2棟16室のオーナーとして、毎月約17万円のキャッシュフローを得ています。物件スペックや実際の収益の詳細については以下でまとめていますのでよければご覧ください。

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家賃収入による生活や気持ちの面での変化

不動産投資で月々得られる家賃収入の使い道は本当に千差万別だと思います。生活費の足しにしても良し、趣味の為に使っても良し、将来の為の貯金に回しても良し、次の不動産を買うための原資としても良し・・本当に色んな選択肢があると思います。その自由に使えるお金が増えるといったことで、日々の生活に彩りが生まれます

また副収入が生まれることで、気持ちの面でもメリットが生まれます。仕事以外でも安定した収入があるという事実により心に余裕が生まれ、日々の仕事に対するストレス耐性が上がったり、仕事で失敗しても最悪何とでもなると思えるようになったり、逆にその余裕により仕事がうまくいったりと、日々の生活の上でも沢山のポジティブ効果があります。

実際に私もその一人で、プロジェクトの節目に近い特に多忙な時期は毎日23-24時帰りですし、プレッシャーも大きく、理不尽なことに直面することも少なくありませんでした。20代の頃は、仕事面で憂鬱な気持ちを抱えて過ごすことが多かったように思います。しかし、不動産投資を始めてからは気持ちに余裕が生まれ、理不尽な出来事があっても「最悪やめてやる」くらいの心持ちで、少しは受け流せるようになりました。

家賃収入は株式投資に全投入

次に、実際に私が家賃収入をどのように使っているかについてです。良くも悪くも、私は物欲があまりなく、「お金を貯めて○○を買うんだ!」といった気持ちはほとんどありません(つまらない人間です笑)。それよりも、得た家賃収入を別の投資に回し、さらに配当などを得ることで月々の副収入を増やし、仕事に対する気持ちの余裕を広げていくことに重きを置いています

というわけでこれまで6年間で得た家賃収入は100%すべて株式投資に回してきました。

実績としては、6年間で約500万円を株式投資に投入し100万円程度はプラスになっていると思います。

家賃収入×株式投資による複利効果

ここで「家賃収入を株式投資で運用する場合 vs 貯金だけする場合」で、10年間のインカムにどれほど差が出るのかを試算してみます。前提条件は、①月々17万円のキャッシュフローを毎月全額投資、②年利4%で運用(毎月配当分配型)、③毎年70万円の固定資産税を支払い(6月)、の3点です。

試算の結果、株式投資による運用は貯金のみの場合に比べて+302万円(+23%)多くなりました。これだけでも大きな差ですが、20年間続けるとその差は+1,412万円(+53%)にまで広がります。まさに複利の効果の恐ろしさを実感しますね。

ちなみに、株式投資で運用した場合、10年後の資産合計は1,634万円となります。年利4%で運用すると月々の配当は約5万円となり、家賃収入と合わせると毎月約22万円の収入になります。

もちろん、経年によるサブリース賃料の減額やローン金利の上昇などにより、キャッシュフローが17万円を下回る可能性は十分にあります。しかし、毎月一定額を投資信託に自動積立設定して寝かせておくだけで、10年後には自然とキャッシュフローが5万円増えているというのは、非常に魅力的なことではないでしょうか。

まとめ

今回は、シノケン投資を6年間続けた私の経験をもとに、不動産投資で家賃収入を得ることの複合的な効果について紹介しました。家賃収入によって金銭面での余裕が生まれるだけでなく、精神的にも余裕が生まれ、日々の生活や仕事においてポジティブな影響が見られています。

さらに、家賃収入をすべて株式投資に回した場合、10年後にはキャッシュフローが約5万円増える結果となり、気持ちや経済的な余裕の拡大において相乗的な効果を発揮します。

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