アパート投資 開始後

シノケンアパート経営中に起きたトラブル実録

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今回は私がアパート経営を始めてから5年間で遭遇した、物件の入居・設備トラブルを紹介します。

所有物件の内容

はじめに、以下が私の所有するシノケンアパート2棟の内容です。2019年3月に1棟目、2020年12月に2棟目を購入しました。2棟とも開始から現在に至るまでサブリースで運用しています。

一棟目
大阪府大阪市 駅徒歩10分
N-STD 8部屋
土地価格 4350万円
物件価格 5480万円

二棟目
東京都23区内 駅徒歩10分
N-STDs 8部屋
土地価格 5850万円
物件価格 4240万円

物件の収益性評価や分析は、これまでの実績をもとに別記事で詳しく紹介していますので、よければそちらもご覧ください。

【物件紹介】シノケンアパート経営 - 現役オーナーによる6年間の振り返り
2019年に大阪、2020年に東京でシノケンアパートを購入し、現役サラリーマンとして6年間で得た収益・空室状況・資産価値の分析等を公開します。月間キャッシュフロー19.3万円を達成したリアルな体験記となっています。

【1年目】台風で窓ガラスが破損

1棟目の大阪物件の話です。アパート経営を開始して間もない2019年の8月頃、シノケンファシリティーズの担当者から「入居者がお盆の帰省から戻ってきたらベランダの窓ガラスに穴が開いていた」との連絡を受けました。

私はサブリース契約なので、保険会社とのやり取りは全部シノケンファシリティーズがやってくれました。自分でやったのは、火災保険の適用に関する承諾書を書いたのと、修理代を一時的に立て替えただけ。手間はほぼゼロでした(もちろん、立て替えた分は後でちゃんと保険で戻ってきました)。とはいえ、これがアパート経営を始めた初年度で、しかも初めてのトラブルだったので、けっこう記憶に残ってます。

台風で割れた窓ガラス

【3年目】共用部にボロボロの放置自転車

これも大阪物件の話です。物件には、何かのついででタイミングが合えば、年に1回くらいのペースで見に行っています(東京・大阪から離れた場所に住んでいるので、頻繁には行けません)。2021年4月、アパート経営3年目に入った頃のことですが、久しぶりに現地を訪れた際、裏側の共用部でちょっと気になるものを見つけました。タイヤはボロボロ、かごにはゴミがぎっしり詰まっていて、どう見ても不法に放置されたっぽい自転車があったんです。

そのあとシノケンファシリティーズの担当者に電話で問い合わせたところ、担当者が不在で代理の方が対応してくれたのですが、すぐに確認するとのことで、後日に以下のメールが届きました。

上のメールの通りですが、「放置自転車にステッカーを貼り、期日までに持ち主が現れない場合は撤去します」といった対応を取ってもらいました。

実際の放置自転車と貼ってもらったステッカー

今回はたまたま現地を訪れたタイミングで見つけたので、こちらから連絡しましたが、普段こういったトラブルはシノケンファシリティーズが管理してくれていて、特に私に連絡が来ることはありません。おそらく水面下でうまく対応してくれているんだと思います。こういったこともサブリースのメリットかなと考えています。

あとは、今回のトラブルに限らず、シノケンファシリティーズの担当者は、こちらからの連絡に対して毎回スピーディかつ誠実に対応してくれています。そのおかげで、安心してアパート経営に取り組めており、非常に心強い存在です。さすが業界大手という印象ですね。

【6年目】キッチン水栓の水漏れ

これまた大阪物件の話です。2025年4月、シノケンファシリティーズの担当者から、「アパートの一室で水栓から水漏れが発生。パッキン交換では根本的な改善が見込めない可能性が高いため、水栓本体の交換で対応したい」との連絡を受けました。

水栓の根本から水漏れ

水栓の交換にかかる見積金額は3.8万円程度。決して安い金額ではないことと、そもそも6年で壊れるというのが、ネットで検索した一般的な水栓の耐用年数10年を下回っていたため、「本当に交換が必要なのか?」という念押しの確認を、シノケンファシリティーズの担当者に行ったところ、以下のような回答をいただきました。

担当者によると、同じ型の水栓では他物件でも同様の不具合が出ており、メーカーにも確認したところ、保証期間(1年)はすでに過ぎていて、リコール対象でもないとのこと。過去の事例でも、修繕では改善せず結局交換になったケースが多く、修繕→交換と二重に費用がかかる可能性もあるそうです。

また、仮に一時的に修繕できたとしても、築年数的に今後別の不具合が出る可能性も高く、結果的にオーナー側の負担が増えることを考慮して、最初から本体交換を提案しているとのことでした。

というわけでやむなく3.8万円を支払う形となりました。正直、今後ほかの部屋でも同様の水栓トラブルが起きるのでは…という不安はあります。ただ今回もシノケンファシリティーズの担当者が状況を丁寧に説明してくれただけでなく、オーナーに寄り添った形の提案をしてくれた為、「管理上のトラブルとして発生してしまうのは仕方ない」と納得することができました。

まとめ

今回は、私のシノケンアパート2棟でこれまでに遭遇した、入居・設備トラブルについてをご紹介しました。

トラブル事例と対応

  1. 窓ガラスの破損(1年目)
    • 入居者の帰省中に台風で窓ガラスが破損。
    • 火災保険の適用手続きは管理会社が代行。
    • 一時的に修理代を立て替えたが、後日保険で返金。
  2. 放置自転車の問題(3年目)
    • 共用部に不法放置された自転車を発見。
    • 管理会社がステッカー貼付→撤去対応を実施。
  3. 水栓からの水漏れ(6年目)
    • 一室で水漏れが発生。パッキン交換では改善困難と判断。
    • 水栓本体の交換を提案され、費用は約3.8万円。
    • 過去の事例でも、修繕では改善せず交換対応が多かったとの説明に納得し、交換を実施。

オーナーとしての気づき

  • 管理会社の迅速かつ誠実な対応により、安心して運用できている。
  • トラブルは避けられないが、管理会社のおかげでオーナーとしての手間はほぼゼロに近かった。

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